大会配信で選手が嗅いでいる「アレ」の正体。衝撃ミントのNOSEMINTをデスクに置いてみた
FPSの国際大会の配信を見ていて、試合の合間に選手が小さなスティックを鼻先へ持っていく姿が気になったことはないでしょうか。
あれはタイの定番アイテム、嗅ぎ薬のヤードムです。
今回はその日本版といえるNOSEMINT(ノーズミント)を販売元の素数株式会社さんから提供していただいたので、こちらでもゲーム中や日常で使い込んでみました。
※本記事は素数株式会社とのタイアップです。また、記事内にAmazonアソシエイトのリンクを含みます。
大会中継の「あの仕草」から広がる
話題になったきっかけはFPSの世界大会です。試合の合間、選手が机の上から何かを取り出して鼻先に当てる。その数秒がカメラに抜かれるたびに、「あれは何だ」という話がコメント欄で始まります。
【FPS界隈で「ヤードム」が話題に】
・ヤードムはタイで定番の鼻から吸う嗅ぎ薬
・VALORANTプロが使用し注目を集める
・メントール類で眠気覚ましや気分転換に使われる
・タイでは老若男女が持ち歩く定番アイテム
・日本で規制対象となる成分を含む製品も… pic.twitter.com/YDedAkHZl9
— FPS G33KS@FPS最新ニュース (@FPS_G33KS) July 6, 2026
最近もFPSの国際大会の中継で同じ流れが起きました。視聴者が正体を突き止め、そのままAmazonで買う人が続出したそうです。Xでは関連するポストが680万表示まで伸びたとのこと。
その正体がヤードムです。
NOSEMINTというタイの定番
ヤードムはタイの国民的アイテム
ヤードムは、タイ発祥の携帯用アロマスティックです。タイでは暑さで気分がすっきりしないときに、サッと香りをかいで気分をリフレッシュするアイテムとして長年親しまれてきました。
老若男女が普通にポケットへ入れて持ち歩いている、日本でいうとリップクリームくらいの位置づけの日用品だそうです。
ただし海外製には日本で買えないものもある
ヤードムと一口に言っても種類は非常に多く、海外製のなかには日本では医薬品に該当する成分を含む製品もあります。
持ち込みや購入ができないものが存在するので、旅行のお土産や個人輸入で手に入れる場合は注意が必要です。
2025年には、現地で流通していた製品の一部ロットが品質の問題で大規模に回収される事態も起きています。違法製造品の摘発もあったと報じられています。
日本で普通に買える正規品を選ぶ理由は、このあたりにあります。
作っているのは1936年創業の老舗
NOSEMINTのメーカーは、タイで売上シェアNo.1のアロマ製品メーカー、ゴールド・ミント・プロダクツ社です。
1936年創業で、ポイシアン(POY-SIAN)ブランドを中心に、嗅ぐタイプのアロマを世界各国へ展開してきました。世界各国での累計販売本数は10億本を突破しています。
日本での販売元である素数株式会社は、このメーカーと正式に独占契約した正規販売元で、国内の薬局やAmazonで正規品が買えます。
成分について公式が明言していること
公式FAQでは、ペパーミントを主にした天然オイルベースの処方で、薬物・違法成分・依存性のある成分は一切含まれていないと明言されています。
念のため書いておくと、NOSEMINTは医薬品ではなく、香りを楽しむ雑貨です。価格はAmazonや薬局で数百円。日本で安心して試せるヤードムを探しているなら、ここが入口として入りやすいと思います。
開封、そして最初の一嗅ぎ
届いたのはブリスターパッケージ入りの1本。手に取るとかなり小さくて、単3電池を少し太くしたくらいのサイズです。
キャップを開けて香りをかいだ瞬間、ミントというより爽快感の衝撃波でした。ハッカ飴を100倍に煮詰めたような清涼感が鼻から突き抜けていきます。公式が衝撃ミントと名乗っているのは伊達ではありません。初回は数秒固まりました。
固まったあと、なぜかもう一度かぎたくなるのが不思議なところです。
構造は2WAYになっています。
■ 2WAY構造
- キャップを外して、スティックの香りをそのままかぐ
- 中に入っている液体ボトルを取り出し、マスクの外側などに数滴たらす


■ NOSEMINTはAmazonで購入できます
マッチ間ルーティンの科学と、その相棒
しばらく使ってみて、自分の場合はマッチとマッチの間に使うのが一番しっくりきました。
ついでに、その間に何をするのが良さそうなのかを少し調べたので共有します。
カフェインはKovaaK’sのスコアを改善したという報告がある
FPSプレイヤーが常飲しがちなエナジードリンク。
2024年に発表されたFPSプレイヤー対象の用量反応研究(n=24)では、カフェインの摂取によってKovaaK’sのエイム課題の成績と反応時間が改善したと報告されています。
コーヒーとエナジードリンクを比べた研究もあって、そちらではどちらの摂取源でも151mgのカフェインで改善が見られたそうです。
ただし飲んだ瞬間に効くものではない
見落としがちなのはここで、さきほどの比較研究の測定は摂取から60分後以降に行われています。
カフェインの血中濃度がピークに達するまで、一般には30分から60分かかると言われています。
つまりランクマを回し始める時間から逆算して飲むのが理屈のうえでは正解で、キューを回しながら飲み始めるのでは遅い、ということになります。自分は今まで完全に後者でした。
だから夜のランクマではカフェインを摂らないことにした
もうひとつ、就寝の6時間前に摂ったカフェインでも睡眠が乱れたという実験報告(Drake et al. 2013)があります。
深夜1時に寝るなら19時以降は避けたほうがいい計算で、夜しかまとまってプレイできない自分にはなかなか厳しい話でした。
それで夜のランクマではカフェインを摂らないと決め、夜の気分転換はノーズミントに切り替えています。
これはノンカフェインなので、何かの成分が効くわけではありません。ただ、この衝撃ミントを一発かぐと気分は切り替わります。
一呼吸置くこと、区切って休むこと
呼吸法とスポーツパフォーマンスの系統的レビューとメタ分析(2022年、37研究)では、ゆっくりした呼吸を長期的に取り入れることが競技パフォーマンスの改善と関連していたと報告されています。
よく紹介されるのは毎分6呼吸くらいのペースだそうです。
休憩そのものについても、2022年の論文(22研究、N=2,335)で、10分以内の小休憩が活力の向上と疲労感の軽減に統計的に有意な効果を示したと報告されています。連戦をぶっ通すより、区切って休むほうに分がありそうです。
とはいえ、分かっていても次のキューを押してしまうのが人間です。区切りには目に見える合図があったほうがよくて、自分の場合はそれがノーズミントのキャップを開ける動作になりました。
香りをかぐときは自然と一度息を吸うので、間の取り方としても悪くないです。
念のため書いておくと、NOSEMINTは香りを楽しむ雑貨で、必ずしもここで紹介した研究の効果をもたらすものではありません。ただ、ルーティンの区切りの合図として、これほど分かりやすいアイテムもないと思います。
デスクに置いてみて
ランクマで初動落ちした夜に
初動落ちしたあと、次のキューを押す前に一度かいで気持ちを落ち着ける。これが一番使いました。
衝撃ミントが鼻を通過すると、嫌な空気感がリフレッシュされて次のマッチへの切り替えがしやすくなります。
即マッチをかけるのではなく一息つくことで余計なランクダウンを回避できるようになった気がします。
夜食のにおいが残ったデスクで
深夜のカップ麺は、食べ終わったあともデスク周りににおいが残ります。ゲーム部屋を締め切っている夏場はなおさらです。
そういうときに一嗅ぎすると、自分の鼻先だけ衝撃ミントで上書きできます。部屋そのものがどうにかなるわけではないですが、体感としてはこれでかなりリフレッシュできました。
元喫煙者として、一服の話をひとつ
タバコを吸っていた頃を思い返すと、恋しいのはニコチンよりも一服という区切りの時間でした。作業を止めて、席を立って、5分だけ何も考えない。あの間が記憶に残っています。
そういう目的の商品ではないので、NOSEMINTで禁煙できるとは言いません。
ただ、火も煙もニコチンもなしで、あの区切りの間だけを机の上で再現できるのは地味にありがたいところでした。1本数百円で、部屋も服もにおいません。
使い方は2通り
■ スティックで香りをかぐ
- キャップを外し、鼻先から少し離した位置で香りをかぐ
- 初回は思い切り吸い込まず、軽く様子を見るのがおすすめ
■ 液体をマスクの外側にたらす
- 中の液体ボトルを取り出し、マスクの外側に数滴
- 夏場のマスクの蒸し暑さがかなり変わる
とくに2つ目は、真夏に仕事でマスクが必要な人に評判がいいようです。炎天下でマスクをしたままの移動はきついので、外側に1滴つけるだけで爽快感が付与され体感がだいぶ違います。
個人の感想ではありますが、夏に知っておいて損のない使い方だと思います。
補充式なので長く使える
コスパの話もしておきます。嗅ぐだけなので中身がほとんど減りません。1本で1年以上もったという声も見かけました。
減ってきたら液体を補充してそのまま使い続けられます。手順はパキッと折って、回して、注ぐの3ステップです。
プレゼントキャンペーン
今回、素数株式会社さんの協力でプレゼントキャンペーンを実施します。
(8/21 19時開催)
まとめ
個人的には3本セットを推します。リップクリームと同じで、気づくと行方不明になるタイプのアイテムです。
自宅デスクとカバンと職場に1本ずつ置いておくと、探す時間がムダになりません。
1週間使って、劇的に何かが変わったわけではありません。ただ、連敗後の負の連鎖を断ち切るきっかけになり、深夜のデスクのにおいが気にならなくなって、それが数百円で買えるNOSEMINTで得られた変化でした。
大会中継で選手がかいでいた「アレ」の正体は、そのくらいの距離感で付き合えるお手軽アイテムです。
ランクマのルーティンに区切りの合図が欲しい人は、1本デスクに置いてみてください。

